トヨペットコロナから引き継がれる歴史!75年史をチェック!

1955年に発売されたトヨペットクラウンを小型化し、大衆に手の届く車として、
1957年にトヨペットコロナが発売されました。

トヨタの数ある車種の中でも、ボディー形状や派生車種の種類が多く発表されています。

個人用途だけではなく、小型タクシー用にもたくさん販売されています。昭和の時代に発売されたコロナの系譜を、主流のモデルについて見ていきましょう。

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トヨペットコロナについて

トヨペットコロナ(初代コロナ)とは?

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□販売期間  1957年-1960年
□ボディータイプ 4ドアセダン・2ドアバン
□エンジン 995cc 直列4気筒
□トランスミッション 3速MT
□駆動方式 FR
□サスペンション 前:ダブルウイシュボーン 後:リジッドリーフSP
□全長 3912mm
□全幅 1470mm
□全高 1555mm
□ホイルベース 2400mm
□車両重量 960kg
□ブレーキ 4輪ドラム
□最高速度 90km/h

丸みを帯びたエクステリアデザインは、「ダルマコロナ」という愛称で親しまれていました。

しかし、対抗するダットサン1000に比べると「乗り心地が悪い」という評判が大きかったようです。

1959年のマイナーチェンジで、エンジンが水冷直列4気筒のPT10型に変更され、最高速度が105km/hになりました。また、室内もより広く改良され、乗車定員が5名となっています。

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75年史!

1959年にダットサン1000が、ダットサン・ブルーバードとしてフルモデルチェンジされ爆発的に売れたのを横目に、打倒ブルーバードとして開発されたのが、2代目のトヨペットコロナです。

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2代目 トヨペット・コロナ 1960-1964年

ブルーバードもコロナも、全国各地のタクシーとして使われ始めました。

このモデルから両社の販売合戦が始まります。俗に「BC戦争」って呼ばれている戦いです。

2代目のデザインは、当時の日本車としては完成度の高いもので評価されましたが、その細いピラー(柱)形状から車体剛性不足が指摘されました。

当時は未舗装路が多かったこともあり、足回りの故障がブルーバードより多く、
それらが風評になり販売台数でブルーバードには勝てませんでした。

1961年に小型タクシーの排気量枠が変更されたのに合わせて、1200ccを乗せていたブルバードに対して、コロナには1500ccエンジンを投入してパワーで優位に立ちました。

1963年の第一回日本グランプリ、ツーリングカー1300-1600クラスでは表彰台を独占して、これまでのイメージを払拭することに成功します。(ただし、ブルーバードは1200CCでクラスが違い直接対決したわけではありません。)

1964年にフルモデルチェンジを行いました。

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3代目 トヨペット・コロナ 1964-1970年

特長は「アローライン」と呼ばれた、フロントノーズの傾斜デザインです。名神高速道路が開通していたため、10万キロ連続高速走行公開テストを行いました。

見事完走して、高速性能と耐久性をアピールすることに成功しました。

その効果によって、販売台数が上昇し、1965年1月には宿敵ブルーバードの販売台数を初めて追い抜きます。その後カローラに首位の座を明け渡すまでは、日本の乗用車販売台数のトップを守りました。

この3代目から、2ドアハードトップのボデーも発売されて、7代目までモデルが継承されています。

1970年に4代目のコロナにフルモデルチェンジが行われました。

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4代目 トヨペット・コロナ 1970-1973年 (写真は輸出仕様車)

このモデルが出る前に、コロナの血統に1つの新しい流れができました。

コロナとクラウンの間を埋めるモデルとして、1968年に、コロナマークⅡが誕生しています。

また、このコロナとカローラの間を埋めるカリーナも誕生しました。これまでのコロナ人気が、上下のモデルに分散してしまったため、販売台数が低下してしまいました。

コロナも5代目に突入です。

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5代目 トヨペット・コロナ 1973-1978年

このコロナでのアピールは「予防安全」でした。

2000ccのGTクラスには、「OKモニター」という、11種類の異常を知らせる警告装置が装備されています。例えば、バッテリー液が減ると、警告表示が出ました。

1987年に6代目へのモデルチェンジが行われました。この時に車名が、トヨペットからトヨタに変わり、「トヨタ・コロナ」を名乗ります。

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6代目 トヨタ・コロナ 1978-1982年 (写真は輸出仕様)

5代目の雰囲気を残しながら、ヘッドライトが当時流行した角型になりました。

エンジンバリエーションも、1600、1800、2000ccの3タイプが準備されています。OD付のオートマチックミッションが採用されたのが、このコロナからです。

1982年になると、これまでの丸みを帯びたエクステリアデザインから、
直線基調のシャープなデザインのコロナになります。

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7代目 トヨタ・コロナ 1982-1998年

上記の生産年の範囲に注目してください。17年間も生産しています。誤記ではありません。

一般向けのコロナとしては、この7代目が最終モデルとなります。1983年には、8代目がFF化されて登場します。

7代目コロナは、このあとモデルチェンジやマイナーチェンジを受けながら、タクシー専用車として1998年まで残っていきます。

トヨタがタクシー用のコロナの絶版をアナウンスした時に、地方都市などのタクシー会社から、大ブーイングを浴びたそうです。

特に大型顧客であった京都のタクシー会社が大反対したそうです。

京都の町は狭く、クラウンベースのタクシーでは走りにくい。また、当時はまだクラウンだと大型、コロナだと小型の運賃体系もあって、車を変えると実質運賃値上げになってしまうというのが反対の理由だったそうです。

そこで7代目以降のFR型コロナは、タクシー専用として発売が続けられることになりました。

8代目が1983年に登場します。

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8代目 コロナ(FF) 1983-1987年

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8代目は最初に登場したのはコロナFF 5ドアでした。

FF駆動は、トヨタにとっても初めてのモデルで、
いきなり販売台数は出したくないという心理が働いたようです。

コロナとしては、先の通りFR型を2年併売する方法がとられました。5ドア発売から9か月後に、セダンが追加されています。

1987年には、9代目のコロナが発売されます。

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9代目 トヨタ・コロナ 1989-1992年

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9代目では、バンも追加になりました。昭和のコロナとして最後の代となります。

このモデルでも5ドア仕様が「SF」グレードとして発売されています。この9代目では、カリーナが姉妹車になっています。アンダーボディーや足回り部品は共通部品で作られています。

車格の差は、エンジンバリエーションの違いで表現していました。

現代に引き継がれる流れ

このあとコロナは10代目が1994年に発表され、
上級グレードに「プレミオ」の名前が与えられます。

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その後、コロナの名前は消滅し、現在の「プレミオ」というモデルになります。

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バンは、この後ワゴン仕様を追加して、「カルディナ」という新しい名前となりました。
しかしカルディナは3代目で生産中止になってしまいました。

今回コロナの直系系統だけを紹介しましたが、このほかに「コロナExiv」や「コロナハードトップ」など異なるボディー形状の派生車も誕生しています。

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トヨタ コロナExiv

姉妹車のカリーナには、カリーナEDという名前で同様な派生車が誕生しています。

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トヨタ コロナハードトップ GT-R

セリカとパワーソースを共用したモデルで、過激な性能を有してました。

中古は?

コロナは人気のあった年代のものが、いまだ中古車として流通しています。3代目の後期型のコロナです。

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2代目もあります。

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旧車としては、安い方でしょう。いろいろと探してみてください。

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実車はとても手が出せないという方には・・・。ミニカーですね?

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筆者が免許を取って最初に購入したのが、5年落ちの6代目のトヨタ・コロナCX2000でした。ハンドルが木製でした。OKモニターも付いていました。

センサーの接触不良で誤報も多かったですけどね。3年乗りましたが、コロナで家族と行ったドライブの記憶を思い出しました。

いつもお出かけは車でしたので、どこに行くのも一緒でした。

マイカーって家族と一緒なんですよね。



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