バブル経済が崩壊したあとに登場したクルマは、残念ながら悲運のモデルとなって、あまり注目を受ける事なく消えていったものがたくさん存在します。
発売当初から、モータースポーツ界にデビューし、何度もチャンピオンに輝いたことで、悲運のモデルとならず、後世に名を残すことができたクルマを紹介しましょう。
スバルインプレッサについて
スバルインプレッサとは?
発売されたのは平成のクルマですが、レガシーをベースに昭和の時代に企画開発されたクルマです。
□販売期間 1992-2000年
□ボディータイプ 5ドアスポーツワゴン他
□エンジン 1500-2200cc 水平対向4気筒
□トランスミッション 5速MT 4速AT
□駆動方式 FF・4WD
□全長 4340mm
□全幅 1690mm
□全高 1405mm
□車両重量 1220kg
セダンは、それまでのスバルレオーネの後継として登場しました。 5ドア版にはステーションワゴンの使い勝手を追求し、自ら「スポーツワゴン」という新ジャンルを開拓しています。
WRC世界ラリー選手権には、それまで参戦していたレガシーに変わって参戦させています。
参戦車両のベース車にはWRX車名を与えています。
エンジンはスバルの専売特許の水平対向エンジン(ボクサーエンジン)を搭載しています。
【CM 1993】SUBARU IMPREZA 30秒×5
2代目 インプレッサ 2000-2007年
2代目では、市場の要望に応えて、スポーツワゴンにもWRXを追加しました。
このモデルはヒットしました。セダンWRXにもトランスミッションにATを設定追加して、スポーツ走行しないオーナーでも、手軽に高性能が体験することができるようになりました。
2000ccにはターボが設定され、スバル初の可変バルブタイミング機構も採用されています。
後期型WRXは、栃木県警、埼玉県警、広島県警の高速隊の覆面パトカーとして採用されたほか、国外ではフランス国家憲兵隊の高速道路取締車両として使われています。
インプレッサを運転をしなくても、後席ならば乗ったことがある方もいると思います。
人気の漫画でアニメにもなった、「頭文字D」にもインプレッサが登場してましたね。
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筆者も昔は前者で見ておりましたが、最近はウイルスなどの危険を感じて後者で見るようにしています。方法はご自身で選択してくださいね。
3代目 インプレッサ 2007-2011年
「新快適スタイル」と称して、スポーツワゴンが廃止され5ドアハッチバックと4ドアセダンが
インプレッサのノーマルモデルの中心になりました。
スポーツモデルのWRX STIも、セダンから5ドアハッチバックのボディーになりました。
2010年には、車名が「スバル インプレッサ WRX STI」から「スバル WRX STI」となり販売戦略上、インプレッサからの派生車として分離されます。
4代目 インプレッサ 2011-現在
4代目のコンセプトは「New Value Class」
「スタイリッシュな外観と質感の高い内装」の実現と、「走りの気持ちよさ」、「環境性能」の向上を主要テーマにして開発されたモデルです。
フルモデルチェンジに併せて、5ドアハッチバックタイプは「スポーツ」、4ドアセダンタイプは「G4」にそれぞれサブネームを改めています。
2015年になり、スバルのハイブリッド車としてはXV HYBRID以来2車種目となる「SPORT HYBRID」を追加しています。
このハイブリッド技術は、技術提携しているトヨタ自動車から供与されたものです。
2011 subaru impreza g4 cm japan (スバルインプレッサG4)
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新コンセプトが話題!
開幕した東京モーターショー2015では、次期インプレッサのコンセプトモデルが世界初公開されました。
基本的には4代目のインプレッサのデザインを踏襲しているようなコンセプトカーです。
ボディサイズは全長4400×全幅1880×全高1440mm、ホイールベースは2670mm、タイヤサイズは235/40 R19のようです。
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WRCでも活躍!
インプレッサは、初代からラリー参戦を念頭に企画されたモデルです。
WRC世界ラリー選手権では、シトロエンやプジョーと互角に戦っており、世界的にも三菱のランサーエボリューションと共に並び称されています。
特にグループNクラスは、ランエボとインプレッサの2台で上位を独占しています。
WRCの戦歴は、マニュファクチュアラーズチャンピオン3回(1995年、1996年、1997年)と、ドライバーズチャンピオン3回(1995年、2001年、2003年)を獲得しています。
2008年に、世界的な不景気による社業の経営悪化が発生し、2009年以降のWRCには不参戦を表明。ワークスインプレッサによる出場はなくなっています。
数々の名場面が動画として公開されています。インプレッサの熱い走りをご覧ください。
SUBARU Impreza 555 in 1995 Monte Carlo Rally
Best of Subaru Impreza WRC97-2000 tarmac action – with pure engine sounds
SUBARU IMPREZA WRX 555 世界ラリー選手権(WRC)日本のメーカーで初めて3年連続1995-1997チャンピオン
インプレッサファンなら、WRC参戦車両に書かれた「555」の数字の意味はよくご存知ですよね。
実は「555」とは、スバルがWRCに参戦中のスポンサー、ブリティッシュ・アメリカン・タバコという会社(イギリス系なのかアメリカ系なのかよくわからない社名ですが・・・)の銘柄の1つに「555」と書いてスリーファイブという名前のタバコがあったのです。日本では未販売。
クルマのナンバーを「555」にしているインプレッサユーザーを結構みかけると思います。
彼らは決して、パチンコファンではありません。
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中古車情報!
年式指定しなければ、かなりの数HITするくらい、中古車市場にはインプレッサが溢れかえっています。
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比較的妥当なお値段で流通しています。
WRXシリーズであれば、ボディーはしっかり作られているので、良い買い物になるのでは
ないでしょうか。
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それでも実車は要らないって言う方には、 ミニカーなどがお薦めです。
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「スバリスト」という言葉をご存知でしょうか?
スバルのクルマを愛して、スバルを支えているユーザーのことをそう呼んでいるそうです。
スバルでも、上記のような「スバリスト」のためのホームページを公開しています。
スバルの現在の筆頭株主はトヨタ自動車であり、経営も安定していますし、トヨタと共同開発したBRZも売れています。
もちろん看板のレガシー、インプレッサ、WRXも好調です。
消費税増税の駆け込み需要が最大のピークでしたが、ここ5年の推移をみても少しずつスバリストは増えているようです。
トヨタもWRCへの復帰準備を進めています、スバルもそろそろ復帰があるかもしれません。
ただ、筆頭株主に勝ってしまうとまずいですよね・・・。だから参戦しないかもしれません。
スバルの持っている、水平対向エンジン。 エンジンの重心を下げることができ、エンジンルームの高さ方向の寸法をコンパクトにできるメリットがあるエンジンです。
どうしても86にこのエンジンが欲しくてトヨタはスバルと提携をしたのです。
トヨタにもできないことを、いろいろ創造できるポテンシャルを持っている会社だと思います。
今後の新製品・技術開発に期待しています。
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