風を感じながらドライブしたいという夢は、誰でももっているのではないでしょうか？
バブル景気の真っただ中、風を感じながらドライブを楽しめる、個性豊かなオープン２シータモデルがマツダから発表されました。
マツダロードスターについて
マツダのオープンカーとは？
マツダ ユーノス・ロードスター 1989-1998年
□ボディータイプ 2ドアオープン
□エンジン 1600/1800cc 直列4気筒 DOHC
□トランスミッション 5速MT 4速AT
□駆動方式 FR
□全長 3970mm
□全幅 1675mm
□全高 1235mm
□車両重量 1020kg
会社から開発を指示されたのではなく、最初は有志で開発を始めたというエピソードのあるクルマです。
パッと見た目は欧州車の雰囲気ですが、随所に「和」が織り込まれています。フロントのデザインは、能面の「若女」を横から見た姿にインスパイアされているそうです。
シート表面の模様は、畳表の模様であったり、リアのテールランプは、江戸時代の両替商の使った分銅の形をデザインしているそうです。
デザインの随所に「和」が感じられるようになっています。
人気の漫画でアニメにもなった、「頭文字D」にもロードスターが登場してましたね。
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筆者も昔は前者で見ておりましたが、最近はウイルスなどの危険を感じて後者で見るようにしています。方法はご自身で選択してくださいね。
2004年に米国のスポーツカー専門雑誌が行った、スポーツカー・インターナショナルの1990年代ベストスポーツカーの部門で1位を獲得しています。この初代ロードスターは、世界で43万台生産されました。
車名の「ユーノス」は、マツダの販売チャンネルの一つで発売を開始したため、頭に「ユーノス」が付けられました。
名前の後半「ロードスター」は、オープンカーを言い表す一般的な単語です。
このほかにも、「スパイダー」とか「コンバーチブル」などの、同じオープンカーを表す呼称があります。
「ロードスター」はイギリスでの呼び方です。基本はオープン状態のクルマであり、幌はあくまでも雨を凌ぐのを目的につけているというスタンスです。
「スパイダー」は、イタリアでのオープンカーの呼称です。「ロードスター」と同じです。
「カブリオレ」は、アメリカでのオープンカーの呼称ですが、基本は屋根が付いた状態のクルマです。必要に応じて、屋根を開閉できたり、外したりできるものを「カブリオレ」と呼称しています。
平成の時代の1997年にマイナーチェンジが行われています。エンジンの排気量が1600ccから1800ccに変更されています。
1996年に、バブル崩壊後の販売チャンネル統廃合によって、「ユーノス」は廃止になっていましたが、車名は1998年のモデルチェンジまで「ユーノス・ロードスター」を使っています。
1998年のフルモデデルチャンジ時に、車名が「マツダ・ロードスター」になっています。
2代目 ロードスター
尚、海外では「マツダ MX-5」が正式車名です。
2000年には、生産累計が53万1､890台を記録し、「世界で最も多く生産された２シーター小型オープンカー」としてギネス認定されています。その記録は現在でも更新されています。
2代目 ロードスターが、1998-2005年、3代目が2005-2015年まで生産されました。
3代目 ロードスター
【なつかCM】 マツダ ユーノスロードスター ’89
1995 ユーノス・ロードスター(NA8C SERIES 2)│Mazda MX-5 Miata プロモーション映像
【なつかCM】 マツダ ロードスター RS
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評価や口コミは？
ロードスターが発売されたとき、世界の自動車メーカーは一堂に驚いたのでした。
そのころ、2シーターの小型オープンカーというジャンルの、商業的に成り立っているクルマは1台も無かったのです。
当時厳しくなりつつあった、衝突安全試験をオープンカーでパスすることは非常に
困難だと考えられていて、どのメーカーも手を出さなかったそうです。
どこも作っていなかったから、世界中から注目されて爆発的に売れたのです。
初代は1600ccで非力でしたが、すぐに1800cc化され、足回りが弱いと言われれば、剛性アップなど改良しながら進化してきました。
モデルチェンジにおいても、基本的なデザインを大幅に変更することはしていません。インテリアデザインなども、初代から大きく変わっていません。
「変わらない安心感。いいものはそのままずっと同じ形でいい」という、ロードスターに対するマツダの考え方が反映されています。
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2015年 新型ロードスター登場
最初に動画を見てください。
新型マツダロードスター SPECIAL MOVIE
最近行われた、ロードスターと86の比較映像です
Mazda MX-5 vs Toyota GT86 track battle
新型マツダ・ロードスターは、フロントマスクがちょっと外車っぽくなってしまいました。デザインはマツダで行ったことになっていますが、このロードスターの開発はフィアットと協業開発しており、発売はマツダ以外に、アルファロメオの２シーターオープンカーとして供給しています。
デザインもマツダ＋アルファロメオを割ったような雰囲気があります。
インテリアもこれまでのデザインをフルモデルチェンジしています。
円形を基調にした、エアコン吹き出し口や、ダイヤル式スイッチに、往年のデザインの雰囲気を残しています。
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中古車情報は？
初代のロードスターはほとんど流通していません。
あっても、あまりいい状態ではない中古車が多いようです。
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ロードスターの場合、基本設計をあまり変更せずにマイナーチェンジしているので、2代目でも初代でも共通で使える部品が数多くあります。
例えば、キャンバストップや、オプションのハードルーフトップなどは、取り付ける部分が全く同じに設計されているそうで、2代目の部品を初代のロードスターに取り付けてリフレッシュすることが可能です。
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▼▼非公開車両なども
実車ではなく、ロードスターを部屋に飾っておきたいという方には、ミニカーやプラモデルがお薦めです。
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一度は乗ってみたいオープンカー。その夢を手の届くものにしたのが、マツダ・ロードスターです。
冒頭の写真のような、長野の蓼科・車山高原を駆け抜ける、信州ビーナスラインをロードスターでドライブしたいと思いませんか？
風を感じて、森の臭いを感じながら・・・ただし、花粉症の方にはおすすめできません。
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