ランサーの歴史!エボリューションの人気の理由は?中古も!

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日本の会社が、日本の技術だけで作ったクルマは、トヨタのクラウンだというのが通説になっています。確かに大量生産体制で作られたクルマとしては最初ということで間違いないでしょう。しかし、厳密にはもっと昔に純国産のクルマが作られています。

三菱A型というクルマです。初号車が完成したのは1918年(大正7年)です。作ったのは三菱造船神戸造船所でした。生産台数は22台。販売されたのは12台でした。

戦後は1960年に国産技術のみで。三菱500というクルマを発売しました。三菱は自動車生産では古い歴史を持った会社です。 そんな三菱の名車は?とマニアに聞けば返ってくる答えは「ランサー」なのです。

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三菱ランサーについて

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三菱ランサーとは?

ランサーとは、フランス語で「槍騎兵」という意味だそうです。

トヨタと日産が、カローラとサニーで競っているところへ、参戦する意味を込めて、攻めのイメージの車名にしたのではないでしょうか?

カローラなども2代目からラリーに参戦していたので、ランサーも初代からラリー競技車両ベースとなるベースモデルを設定していました。

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歴代のモデル

初代 ランサー 1973-1979年

□ボディータイプ 2/4ドアセダン 5ドアライトバン

□エンジン 1200/1400/1600cc 直列4気筒

□トランスミッション 4/5速MT 3速AT

□駆動方式 FR

□全長 3965mm

□全幅 1525mm

□全高 1360mm

□車両重量 825kg

デザインは、カローラ・サニーなどに比べると。洗練されていると思います。特にリヤの大型リヤコンビランプは、近年でも通用しそうな大胆なものです。

ラリー競技用モデルは1600ccエンジンを搭載していました。

初代ランサー cm

2代目 ランサーEX 1979-1987年

2代目は、車名のランサーの後ろにサブネームが付くようになります。
エクステリアデザインは、イタリアのアルド・セッサーノ氏が関与していました。

注目は、1800ccSOHCターボ車を設定したことでした。(輸出仕様は2000ccターボ)

カローラなどでは1600ccのGTモデルが出ていましたが、1800ccエンジンの搭載によって車格的には、競合車種はコロナやセリカなど1ランク上を目指していたことがわかります。

1982年のWRC世界ラリー選手権1000湖ラリーをランサーEX2000ターボで、3位に入賞しています。

三菱 ランサーEX CM (1980)

2.5代目 ランサーフィオーレ 1982-1988年

1987年に、ランサーEXは、ランサーフィオーレに吸収される形で販売終了しました。

このランサーフィオーレは、ランサーの名前がついていますが、ミラージュの派生車として設定されたFF駆動車でした。

ランサーフィオーレのモデルチェンジ(ミラージュのモデルチェンジに合わせて実施)後のデザイン。

排気量はガソリンエンジンでは1600ccが最大であり、ランサーにしてみれば、車格的には
カローラクラスに逆戻りしていることになります。

一部のランサーファンからは、「このクルマはランサーではない」と解説される場合もあるのです。よって、ここでも2.5代目という表現にしました。

3代目 ランサー 1988-1991年

10年ぶりに「ランサー」の名前が復活します。この代からは、ミラージュとは姉妹車という形になりました。

1600ccのターボ+4WDという仕様も設定されています。昭和の時代のランサーの歴史はここまでです。

でも、まだ「エボリューション」が出てこないので、平成の時代のランサーも少し見ていきます。

4代目 ランサー  1991-1995年

3代目と同様に、ミラージュとの共通コンポーネントもったモデルです。パッと見た目。カローラにも見えてしまうデザインはかなり平凡です。

エンジンバリエーションは多彩で、1300ccから1600cc、1800ccターボ、2000ccターボディーゼルまでそろっています。

この4代目から、GRS/GSグレードをベースにしたスポーツカー ランサーエボリューションが設定されるようになりました。

写真は、4代目ランサーに2000ccターボを無理やり搭載して195psをたたき出した、ランサーエボリューション Iです。

ラリー出場のための規定販売数を確保するために短期間で開発されたため、アンダステアが強く「曲がらないクルマ」と言われていたそうです。1993年のWRCラリーでは2戦で2位の入賞を獲得しています。

同じ4代目ランサーのボディーで、ランサーエボリューションはIIIまで開発されています。足回りの見直しで、曲がれるクルマにするなど改良が重ねられていきます。

エンジンも最終的には270PSまでパワーアップされています。ランエボIIの時に、WRCラリーで初めての優勝を飾っています。

カローラクラスの軽いボディーに、モンスターエンジンを搭載しているので、遅いわけありません。

5代目 ランサー 1995-2000年

バブル崩壊後のモデルチェンジです。パーツのほとんどがミラージュと共有になりました。
徹底的なコストダウンで、本家のランサーはかなりチープなクルマです。

一方、ランサーエボリューションは、この5代目ボディーで、IVからVIの3代が発売されています。

ランエボIVでは、1997年のWRCラリーにおいて3度、1998年は2度優勝をしています。

さらにランエボVでは、1998年4戦に優勝し、三菱初となるマニュファクチャラーズタイトル、トミ・マキネンのドライバーズタイトルも獲得しています。

さらにランエボVIでは、Vからさらにポテンシャルアップしています。2001年のWRCラリーもドライバーズタイトルを獲得しています。

ラリー車規格の変更や、競合のモデルの台頭、三菱本社の経営問題などの影響で、
ファクトリーチームによるラリー参戦は2001年で終了しています。

6代目 ランサー  2000-2010年

ミラージュを統合させて、ランサーセディアという車名に変更されました。2003年のマイナーチェンジ時に、またランサーという名前に戻っています。

ランエボもWRCには出ませんでしたが、国内ラリーなどではプライベートチームなどには人気があるため、6代目ランサーに合わせてランエボVIIにモデルチェンジしています。

写真は、ランエボVIIのAT版 GT-A。

2001 三菱 ランサー エボリューション7│MITSUBISHI LANCER EVOLUTION VII

ランエボVIIIになると、ダイムラーから来たデザイナー、オリビエ・ブーレイが三菱車の顔として全車共通のグリルを提唱。

いわゆる富士山をモチーフにした「ブーレイ顔」と言われるデザインが採用されました。

しかし、このデザインは不評で、かつ冷却性能低下や、空気抵抗増大を招きました。

CM 三菱 ランサーエボリューション8 ランエボ Ⅷ

6代目ランサーベースのランエボの最終モデルが、ランエボIXです。

三菱は、何を考えたのか? このランエボIXでは、ステーションワゴンまで登場しました。

人気の漫画でアニメにもなった、「頭文字D」にもランエボが登場してましたね。

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頭文字Dを読む方法は大きく2通りあります。

  • 違法サイトから見る
  • 公式なサイトから高画質の電子書籍を見る

筆者も昔は前者で見ておりましたが、最近はウイルスなどの危険を感じて後者で見るようにしています。方法はご自身で選択してくださいね。

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エボリューションの人気

2007年から、ランサーは7代目になり、それに伴いランエボXが登場しました。

Mitsubishi LANCER EVOLUTION XCZ4A 2008三菱 ランサーエボリューション5

Mitsubishi Lancer Evolution X 10.01.07 Debut!

NEW !! MITSUBISHI LANCER EVOLUTION X GSR

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1992年10月の初代登場から数えて約23年親しまれてきた、ランサーエボリューション。2015年を持って、その歴史に幕を閉じることになりました。

今年4月10日から、最後のスペシャル仕様車ファイナルエディション1000台(430万円)の予約受付が行われましたが、2週間で限定台数に達して受付終了になっています。

これまでにも、ランエボの特別仕様車は何度も発売されていますが、いつも限定台数受付後、もっと人気がある場合は追加生産で対応してきました。今回はさすがに、それは無いようです。

このファイナルエディションは、詳細スペックが明らかになっていません。
ベースのランエボXが、300PSのモンスターマシンですから期待できるでしょう。


出典:東洋経済ONLINE

23年間で10万台販売されてきました。

ランサーエボリューション ヒストリー

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中古は?

初代ランサーの中古車も流通しているみたいですね。

2.5代目や3代目などはほとんど日本の市場には出回っていないようです。多くはアフリカなどの諸外国に流れて行ってしまっているようです。出回っている多くはエヴリューションが多いです。

やはり実用的には、ランエボの集大成である、ランエボXに乗ってみたいです。

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この手のクルマは、家内の許可がでません!って方には、ミニカーかプラモデルが
お薦めですね。ミニカーやプラモデルなどもエボリューションがほとんどです。

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性能をみれば、もっと売れても良いクルマだと思いますが、三菱は販売が下手だったのですね。営業能力も未熟なのに、販売チャンネルを広げたうえに、ボディーが同じで車名がいろいろあるとか外から見ても解りづらいものがある自動車メーカーさんだと感じていました。

一連のリコール隠し以降会社の信頼性がガタ落ちになりましたが、技術力はある会社なので、ランエボのような名車はずっと生産を続けて欲しかったですね。
いつの日か、ランエボが復活する日をお待ちしています。

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